史佳Fumiyoshiとは
(新潟高橋竹山会三代目会主)(新潟市在住)
史佳Fumiyoshi:三味線ジャーナリスト
新潟市出身。現在、日本とニューヨークを拠点に活動中。三味線演奏家、芸術家、伝道師、キュレーター、執筆、メディアレポートなど三味線ジャーナリストとして多方面で活躍中。三味線瞬間芸術という独自の世界観を持つ、唯一無二の三味線演奏家。2019年新潟高橋竹山会三代目会主高橋竹秀を襲名。同年、新潟市内にF-space三味線スタジオを建設し、三味線文化の普及、次世代情操教育を担っている。コロナ禍において、文化芸術が存続の危機に直面する中、アフターコロナの新しいスタイルでのコンサート開催の継続を実現し、様々な可能性を提唱、自ら検証しながら演奏活動を続けている。
その才能は、2019年のカーネギーホールコンサートでも認められ、2021年10月2回目となるカーネギーホールコンサートでは、ジャズベースの神様ロン・カーター氏との世界初共演が実現した。
1974年新潟市生まれ。9歳より津軽三味線の師匠であり母でもある高橋竹育より三味線を習い始める。 2000年よりプロ活動をスタートし、新潟を拠点に国内外で演奏活動を行っている。ホールコンサートの他、国指定重要文化財等の日本建築等でも演奏会活動を行っており、2011年にはルーブル美術館にて日本人として初めて演奏を披露。 2001年に1stアルバム「新風」を高橋竹秀の名で、2003年には本名である小林史佳としてオリジナル曲を含む2ndアルバム「ROOTS TABIBITO」をリリース。 2006年リリースの3rdアルバム「Ballade」では弦楽四重奏との融合にも取り組み、三味線の楽器としての新たな可能性も追求している。 2010年には津軽三味線の名人・初代高橋竹山とかつて共に全国を廻った、民謡の生きる伝説・初代須藤雲栄師とのライブを収録した4thアルバム「風の風伝」(かぜのことづて)、2012年にはそれに続く5thアルバム「続 風の風伝」を“fontec” レーベルよりリリース。同年よりアーティストネームを“史佳Fumiyoshi”と改め、故郷新潟をテーマにしたオリジナル曲「桃花鳥-toki-」を発表。 2013年には自主レーベル“penetrate”を立ち上げ、全曲オリジナル楽曲のアルバム「宇宙と大地の詩」をリリース。2015年2月には、通算7枚目となるアルバム「糸際 ITOGIWA」を“fontec”レーベルよりリリース。2016年1月1日に、三味線ユニット「Three Line Beat(スリーラインビート)」を結成し、現在までユニットとしての1stシングル「神風」、2ndシングル「ソラミチ」をリリース。幅広い年齢層からファンを獲得しており、そのライブパフォーマンスで観客を魅了する。2018年3月18日には、りゅーとぴあコンサートホールにて、初代高橋竹山節オールソロコンサートとして挑んだ「守破離の絲」を開催。同コンサートのライブ収録CD「守破離の絲」2018年11月7日に“fontec”レーベルよりリリース。史佳Fumiyoshiの三味線芸術の真髄が濃縮された奥深い内容となっている。2019年10月5日にはニューヨーク・カーネギーホールにて単独公演を開催し、チケットSOLD OUTで満席のうちに成功を収めた。2021年10月17日には、2回目となるニューヨーク・カーネギーホールで世界初となるジャズベースの神様ロン・カーター氏との共演が実現し、3弦と4弦による素晴らしい音の融合(7本の弦による邂逅 -Seven Strings Encounter-)を実現させた。
現在は、コロナ禍において文化芸術が存続の危機に直面する中、アフターコロナの新しいスタイルでのコンサート開催の継続を目指し、様々な可能性を提唱、自ら検証しながら演奏活動を続けている。
経歴
2012年アーティストネームを現在の「史佳Fumiyoshi」として、“新潟から世界へ”という目標を掲げ活動を開始する。
1974年 |
新潟県新潟市生まれ 新潟県立新潟高等学校卒業 立命館大学理工学部卒業 |
1983年 |
9歳より津軽三味線の師匠(新潟高橋竹山会二代目会主)であり母でもある高橋竹育より三味線を習い始める。 |
2000年 |
宗家より「高橋」の称号を頂き「高橋竹秀」としてプロ活動をスタート。 |
2003年 |
アーティストネームを本名である「小林史佳」として活動開始。 |
演奏実績(抜粋)
2000年9月 |
高野山三宝院 真如会家結集演奏 |
2001年11月 |
アメリカ・マウイ島公演 |
2002年5月 |
フランス・パリ公演 |
2004年3月 |
アメリカ・ハワイ公演 |
2004年3月 |
新潟県・関川村 国指定重要文化財「渡邉邸」定期公演開始 |
2005年11月 |
アメリカ・ハワイ公演 ワイキキシェル(1500名動員) |
2006年12月 |
東京「百万人のキャンドルナイト」メインステージ演奏 |
2007年1月 |
オーストリア・ウィーン公演 |
2007年2月 |
スペイン・バルセロナ公演 |
2008年3月 |
アメリカ・ロサンゼルス公演 |
2009年11月 |
フランス・ナント オペラ座公演 |
2010年10月 |
APEC新潟 レセプションパーティー オープニング演奏 |
2011年12月 |
フランス・パリ ルーブル美術館演奏 |
2012年3月 |
東日本大震災復興支援「フェニックスコンサート」出演 |
2012年7月 |
ニューカレドニア日本人入植120周年記念イベント出演 |
2012年11月 |
鎌倉大仏殿高徳院公演 |
2013年8月 |
「日本海夕日コンサート」上妻宏光氏と共演 |
2016年1月 |
りゅーとぴあコンサートホール 金森穣氏(Noism芸術監督)と共演 |
2016年4月 |
G7新潟農業大臣会合 レセプションパーティー オープニング演奏 |
2017年1月 |
りゅーとぴあコンサートホール 二代目高橋竹山と共演(1700名動員) |
2018年7月 |
新潟開港150周年記念「海フェスタ」 皇室参加式典 演奏 |
2018年8月 |
佐渡・アースセレブレーション2018 出演(Three Line Beat) |
2018年11月 |
グアム・ジャパンフェスティバル出演 |
2019年10月 |
ニューヨーク・カーネギーホール単独公演開催(チケットSOLD OUT) |
2021年10月 |
NYカーネギホールでベースの神様ロン・カーター氏と世界初共演 |