新潟高橋竹山会
初代高橋竹山師の竹山流津軽三味線を正しく継承する会として新潟県内外を問わず活動しており、現在は二代目会主・高橋竹育が100名近い会員を束ねる。
2002年5月には第14回津軽三味線全国大会にて、団体戦A級第3位の成績を収める。2001年、2004年にはハワイ・マウイで演奏会を開催し大成功を収め、2005年には念願のホノルル公演を実現し1500人を動員した。
2006年にはCD「ひとすじ」をリリース。総勢60名による大合奏を収録するなど、聴きごたえのあるアルバムとなっている。
2009年にはフランス・ナントでの演奏会も成功を収め、2012年にはニューカレドニアの日本人入植120周年のイベントに出演し好評を得る。
日本においても三味線の大合奏のできる数少ない会として注目を浴びている。
高橋竹育(たかはし ちくいく)
竹山節本流津軽三味線の師匠、高橋竹栄(新潟高橋竹山会初代会主)に師事し、後進の指導力を見込まれ「竹育」という名を授かる。
1994年に新潟高橋竹山会の二代目会主を継承。小林史佳の師匠そして母である。竹山流三味線一筋に2010年には演奏活動35周年を迎え、現在100名近くの後進の指導にあたりながらも舞台に上がり、小林史佳との親子共演も精力的に行う。 女性らしいしなやかで哀愁のある音色に定評がある。。
初代・須藤雲栄(すどう くもえい)
青森県黒石生まれ。15歳で津軽民謡の大家、成田雲竹に弟子入りし津軽民謡の真髄を教え込まれる。1965年(財)日本民謡協会主催の全国大会で「津軽あいや節」を唄い日本一となり、文部大臣賞受賞。その後高橋竹山と組んで全国を廻り、渋谷ジャンジャンで今では伝説とも言われる竹山との定期公演に出演。以降国内外で公演多数。
現在、津軽民謡の正統派歌手として史佳Fumiyoshiの伴奏で各地で公演を行い、そのライブを収録したアルバムを2枚発表。共に高い評価を受けている。