2012年8月11日|カテゴリー:
マネージャー日記・
ライブレポート
昨年4月、新潟市西総合スポーツセンターが震災の避難所になっている際に、史佳と新潟高橋竹山会のメンバーで慰問に訪れたことがありました。
それがある種のキッカケとなり、福島県相馬市で開催された「復興祭」で演奏をできる機会を頂きました。
今回は史佳と共に新潟高橋竹山会の会主・高橋竹育と伊藤竹梼の3名で訪れました。
3名による津軽三味線の合奏と、地元の民謡でもある「新相馬節」を披露。
途中拍手も巻き起こり、じょんから節に合わせてダンスする若者もいましたよ!
今も尚厳しい生活を送っておられる方々に、演奏を聴いてもらうことによって少しでもリラックスして頂いたり、楽しんでいただけたのなら幸いです。
演奏終了後、被災地の状況を実際に見ておきたいと思い、松川浦という海岸を訪れました。
瓦礫の多くは撤去され、だいぶ奇麗になったとのことでしたが、瓦礫にまでならなかった建物の骨組みはまだいくつも残っていました。
鉄骨のひしゃげた様子が津波の威力を今も伝えています。建物の損傷具合から、ここにも5〜6mの津波がきたことが推測されます。
今日は風もなく静かだった海が、このような大惨事を引き起こしたとは、残された建物がなければ想像もできない程です。
この後、海岸近くの坂をの上がったところに食堂を見つけて立ち寄りました。「十三や」と書いて「とみや」さんというお店です。
お店の人の話では、他にもあったお店のほとんどが流されてしまったそうです。ご近所でも何人も行方不明やお亡くなりになったかたがいらっしゃると、目頭を抑えながらお話くださいました。
見知らぬ我々をもてなしてくださり、辛い経験を語って下さったお礼と、震災で犠牲になったお近くの方々への弔いの意味も込めて、史佳が1曲演奏させて頂きました。
まだまだ大変な状況でしたが、いつの日にか美しい海岸に戻ることを心よりお祈りしています。
「ほっき飯」とても美味しかったです。ありがとうございました。
長野県は諏訪湖のほとり、茅野市へ来ました。
諏訪湖は夏は毎晩花火が上がるそうですが、かんてんの産地としても有名です。
こちらは今年1月、りゅーとぴあでのコンサートで唄をお願いした美咲さんの活動拠点!
その茅野市でミニライブを企画して下さいました♪
会場はその昔かんてんをつくっていた蔵を改装した、その名も「かんてんぐら」!
こちらの会場、三味線の音の響きがとても良く、弾き三味線の醍醐味である音の響きを存分に楽しんで頂けたと思います♪
もちろん史佳Fumiyoshiのライブは初体験の方ばかりでしたが、アットホームな雰囲気の中、和やかにライブは進みました。
中には民謡の先生がいらして、飛び入りで「佐渡おけさ」とセッションしたりと、とても楽しいライブとなりました。
そして美咲さんとも1曲セッション♪
日本最古の民謡といわれる「こきりこ節」を唄っていただきました。
美咲さんこの曲は初挑戦だったそうですが、曲と声の相性が非常によく、いいセッションになりました☆
茅野市の方々に、史佳の三味線を聴いていただくよい機会となりました。
また是非演奏に来たいと思います!
8/4[土] 夏晴れの新潟市西区青山海岸で、日本海夕日コンサート2012が開催されました。
新潟の夏の風物詩となっているこのイベントはボランティアの方々が運営しています。
抜けるような青空の下、早くから沢山の人が列をつくり、今年も47,000人もの観客がつめかけました!
史佳はトップバッターとして日が傾き始めた17:20〜の出演で、新曲2曲を含む3曲を熱演!
新曲はバイオリンとキーボードとのセッションで会場を盛り上げましたよ♪
【セットリスト】
M1:佐渡おけさ〜津軽じょんから節-新節-
M2:宇宙の花(そらのはな)インストver.
M3:桃花鳥-toki-
空を染める夕焼けがとても奇麗な日でした。
史佳につづいて岡本真夜さん、キマグレンさん、綾戸智恵さんとステージは続き、アットホームな雰囲気の中、テンションは徐々にヒートアップ☆
素晴らしいイベントとなりました!!!
なかでも綾戸智恵さんのステージでは「Amen」でセッションもさせて頂き、ピアノと三味線の掛合いを史佳本人も楽しんでプレイしました♪
地元新潟のもつ素晴らしいロケーショの波打ち際で行われるこのステージに、またいつの日にか立ちたいと思います!
暑い中応援に来て下さった皆さま、ありがとうございました☆☆☆
2012年8月4日|カテゴリー:
マネージャー日記・
ライブレポート
新潟市青山海岸の特設ステージです。
いよいよ明日に迫った日本海夕日コンサートのリハーサルにやってきました。
この抜けるような青空と、やがて沈んでいく夕日のグラデーションが、今更ですがとても奇麗です☆
明日も暑くなりそうなので、きっと夕日が素敵な色に空を染めてくれるでしょう。
史佳は17:00のオープニングより出番、
ステージは17:20〜17:40となっています。
今回は特別に綾戸智恵さんとの即興セッションも予定されています!
地元の夏の風物詩での史佳の演奏をお見逃しなく!!!
ニューカレドニア日本人入植120周年を記念して開催されたコンサート(7/5、6 ヌネア)の新聞記事から。
終演後のスタンディングオベーションが演奏会の大成功を物語っている。
「三味線の甘い香り」
光の島の新しい季節と初めて日本人がこの島に上陸した120年目のお祝いの幕開けに、音楽院は日本の伝統的楽器の名手、小林史佳を招いた。
[かぐわしい3本の糸]
この詩的な名称”三味線”は、中国発祥で糸を爪弾く楽器に、日本人が名付けたものだ。それは江戸時代の始めに日本に渡り、群島に広まった。昨晩と木曜日に音楽院にてコンサート「あさひ」にてカレドニアの人々が観賞することができる。
[このスペクタクルはそれぞれの文化の出会いを象徴する手段だ]
夜の公演で小林史佳は、日本の伝統的音楽の美と同様に、美しい作品を奏でた。ソロや竹山会のメンバーと演奏だけでなく、バイオリンやギターとの曲を演奏する為に音楽院の教授達とセッションした。
「この公演は文化が出会う象徴と、新しい楽器を発見する方法だ」と音楽院校長は説明した。
[発見]
観客はうっとりした。
「この夜まで私はこの楽器を知らなかった。これはまさに発見であり、とても驚き感激している」と招待客。
三味線とピアノのデュオでは、史佳は成嶋志保とセッション。彼女のおかげで史佳はカレドニアの舞台に立つことができた。実はこの2人のアーティストは新潟という日本の同じ都市出身だ。
「私は日本で彼に再会した。ナントとパリのコンサートを手助けしたことがあり、彼がニューカレドニアで演奏することを熱望していた。この記念祭は理想のイベントだった。」とピアニストはコメントした。
[小林は彼のソロ演奏の際、女性の踊り手と共演した]
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